俳優・中村ブンさん
俳優・中村ブンさんは「柔道一直線」がデビュー作で、その後、憎めない不良役などで青春ものに多数出演されています。
ブンさんは俳優ですが、自作の歌も歌っておられます。数年前、サスケから「友達の中村ブンちゃんが、なんと今日の夜、NHK歌謡コンサートに出演し、『母さんの下駄』といういう曲を歌います。とても心あたたまる歌です。時間ありましたら長年の友の晴れ舞台を見てあげて下され。」と連絡がありました。
テレビに噛り付いて見ていると、「歌コン最前線」のコーナーで歌われました。とっても心に沁みる楽曲でしたので、早速、猛練習してレパートリーの一つになりました。早速ネットのYouTubeにUPすると、再生回数もアッというまに増えました。そして「こどもおぢばがえり」で歌ったところ、とても評判になったのでした。
昨年、サスケのタカさんを偲ぶ会で中村ブンさんに始めて会い、歌わせて頂いていることを言うと、YouTubeでご覧になっていたようで、ご存知でした。そして「本人より、再生回数が多いので困っています。」と冗談まじりに言って下さいました。その時に撮った写真がこれです。
ネットで検索していると、高山哲哉NHKアナウンサーの2008年11月7日のブログに『母さんの下駄』関連の記事を見つけました。
「実はわたくし、恥ずかしながら、この方に出演していただくという話をディレクターから聞くまで、まったくタイトルすら知りませんでした。早速聴きました。いきなり泣きました。 50過ぎのオッサンが号泣です。
御年60歳の中村ブンさんが子供の頃の実話を基にした曲だそうで、みんな、貧しかったけど、家族の絆がしっかりとあった昭和の物語です。
乏で、いつも男物の下駄を履いていたかあさんに、赤い鼻緒の女物の下駄を買ってあげるために、幼い子供が自分の弁当代から5円ずつ貯めて……。
乏で、いつも男物の下駄を履いていたかあさんに、赤い鼻緒の女物の下駄を買ってあげるために、幼い子供が自分の弁当代から5円ずつ貯めて……。
私がぐだぐだ説明するより、とにかく、11日の放送で聴いてください。
たぶん、その日のわたくしは、NHKホールの舞台裏で嗚咽していると思います。」
2008年11月11日の生放送でした。
たぶん、その日のわたくしは、NHKホールの舞台裏で嗚咽していると思います。」
2008年11月11日の生放送でした。