<おもろい女>の巻
『おもろい女』は昭和初期に大活躍した漫才師ミス・ワカナと玉松一郎の物語で、森光子さんと藤山寛美さんがワカナ・一郎を演じ大好評を博しました。舞台化されてから463回も上演を重ね、関係者に「いい台本だから、残してほしい」と森光子さんが生前言われていたそうです。
この度、藤山直美さん主演で再演が決まりました。紹介文には「笑わせ、泣かせ、息つく暇もなく、ワカナの波瀾の生涯を駆け抜ける、圧巻の舞台です。半世紀後、ミス・ワカナ役を演じ継ぐのは、その運命を背負った藤山直美!さらに渡辺いっけいら当代最高の豪華キャストが贈る、日本演劇界最高の喜劇にどうぞご期待くださいませ!」と書いてあります。
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『こどもおぢばがえり』の『ピッキーステージ』に出演していた『アトム座』の音楽を担当していた石山理さんはフェイスブックで友人ですが、その書き込みに「今度、藤山直美さん主演の『おもろい女』の音楽を担当することになりました。是非ご覧になってくださ~い!」とありました。早速出演者をチェックすると、なんと東京時代の後輩役者、井之上隆志君が出ているではありませんか。その事を石山さんにコメントすると、その後二人で『じろりんトーク』で盛り上がったようです。
先日、地元の『川まつり』のステージ担当で、てんやわんやしている時に井之上隆志君からメールが来ました。「私は藤山直美さんの扮する女性漫才師の師匠役です。ジローさんが音楽スタッフの石山さんと知り合いとは知りませんでした。ビックリ。」と書いてありました。
その『川まつり』のスペシャルゲストは大阪から来て下さった、奄美民謡のシーガン山下さんで、奥さんもご一緒でした。その奥さんが若い頃、井之上君の追っかけをしていたそうで、こちらもビックリ。井之上君トークで盛り上がりました。
そういえば東京時代じろりんは、同じミス・ワカナと玉松一郎の物語で題名が「おてんば人生」というドラマに酔っ払いの客役で出演した事を思い出したのです。日本テレビの昼ドラでした。不思議に全てが繋がっているのですね~!