おらび(叫び)唄~わしらは愛媛の男じゃけん~の巻
「平成30年7月豪雨」と呼ばれている台風7号は愛媛・広島・岡山に甚大な被害をもたらした。
サスケは少しでも故郷の役に立ちたいと、被災地に入り、泥出しに汗を流した。
休憩時間にはギターで歌ってみんなを慰労した。
そんな中、傷ついた故郷を想う詩が出来上がり、じろりんを含めミュージシャン仲間に詩を送った。その詩を見て、とても感動したのが同じ愛媛県出身のシンガーソングライター「さかもとふみや」さんだった。
「この詩に曲をつけても良いですか」とサスケに頼んで、彼が曲を付けたのが、 これ!
(1)
ギターをスコップに持ち代えて
歌を歌う時もある
なんぼ東京におったって
やっぱり愛媛の男じゃけん
長靴はいて歌うがよ
手拭い巻いて歌おうや 汗かいて
(2)
たった一夜の大雨に(集中豪雨)
消えてしまったミカン山
100年かけたミカン山
無残な姿に様変わり
どうすりゃいいんだ瀬戸内海
教えてくれんか宇和の海
(3)
川に向かっておらぶがよ
あの日を返してくれんかと
泥のアルバムめくっても
思い出帰ってこんけれど
埋もれた明日を掘り返そう
希望と言う名のスコップで
(4)
雨に負けるときもある
風に倒れる時もある
たとへ土にも負けたって
僕らの夢は壊せない
わしらは愛媛の男じゃけん
わしらは愛媛の男じゃけん そうじゃろう
(5)
一段一段積み上げた
段々畑のピラミッド
ミカンの王国 お城じゃけん
みんなで作ろや もういっぺん
わしらは愛媛の男じゃけん
わしらは愛媛の男じゃけん
そして10月。サスケと「さかもとふみや」さんの二人は関西7か所で愛媛復興支援ライブを決行し、多くの義援金が集まった。
そして、ついにCDが出来ました。