尺八奏者・田辺誠井知さんの巻
京都在住の田辺誠井知さんは、姫路市立城陽公民館の「じろりんライブ」で尺八にてサポートして下さっている。当初、京都の城陽市でのライブと勘違いされていたようですが、「これも縁ですから」と言って来て下さったのです。大寒波が襲来した1月24日で9回目のジョイントライブになりました。フェイスブックでの田辺誠井知さんの投稿を紹介致します。
『・・・・・・略・・・・・昨日のじろりんフォークライブ@姫路城陽公民館ライブは天気が心配ではありましたが蓋をあければ大盛会に終わりました。雪は降りませんでしたが寒さは厳しく外に出るのも辛い一日でしたが脚を運んで頂いた方々には本当に感謝の気持ちで一杯です…
昨年より「じろりん&ブラザーズ」という形でのステージが続いており、尺八のみならずギターやバックヴォーカルのサポートもあって内容もかなりクオリティの高いものになって来ました。それだけこのライブイベントが単なる「シーズンイベント」ではなく「進化している音楽形態」なのだと携わっている自分も痛感するのみである…
内容はタイトルにもあるようにフォークソング、歌謡曲がメイン。初披露の歌もあり「この日の主役」のじろりん氏の音楽に対する姿勢を垣間見た次第。
当然、聞いている観客の方々の反応も全く違っており単に懐かしい音楽の鑑賞に留まらず「感動を共にする」といったいわゆる「会場」を超えて「場」に変化しているのを感じずにいられませんでした…
今回はじろりん氏のお嬢さんも参加して「親子デュオ」も実現。今話題のSMAPのヒット曲「世界にひとつだけの花」を熱唱。他にも「与作」では「定番」になった「鳴り物」を観客の方にやってもらうという、じろりんライブならではのアットホームな「参加型ステージ」も大いに盛り上がりました。
後半はじろりんブラザーズの伊田氏のRead、じろりん氏のコンガ、私のギターで「君の瞳は10000ボルト」を。アリス世代、ニューミュージック世代にはたまらない「一時」でした…
今回のライブほ前日から天気の様子が気になってばかりで果たして今日、出来るかなぁ?お客さん来るんかなぁ?なんて思いましたが、後半からは客足も多くなり最後は「定番曲」で大いに盛り上がったエンディングとなりました。
「観客の人数ではなく、脚を運んでくれるひとがいる。たとえたったひとりであっても、そのひとは手間暇掛けて我々の「場所」に来てくれた事を忘れるな!!」
昔、とあるミュージシャンのイベントに参加した時、そのミュージシャンが言った言葉である。そう、お客さんは入場券やチケットだけで来るものではない。たとえ入場無料であっても交通費や車、手間暇掛けて来てくれる。何より「時間」は戻らないし購入出来ない。安くはない。だからこそ我々「表現者」は「魂(たま)を込めて」演じなくてはならない。プロもアマも関係ない、戻らない、今の時間を「共」に「印象付ける」ものにしなくてはならないと改めて感じました…
今年で3年目となるじろりん氏とのコラボ、思えば私の「勘違い」がきっかけで参加したのが始まりですがパワフルなステージと音楽のみならず物事全てに対する「姿勢」は私の「教科書」そのものです。まだまだ私も「滝に打たれなくてはならない」身、今後ともよろしく御指南、お願い申し上げます…m(__)m
じろりん氏はじめ、じろりんブラザーズの伊田氏、じろりん氏のご家族、脚を運んで頂いた皆様、姫路城陽公民館の館長さんに改めて感謝の意を申し上げます。次回は4月24日、お時間ありましたら是非…m(__)m』